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あなたの国で、女の子や男の子のお祝いがありますか。どんな行事ですか。
毎年3月3日はひな祭りという行事の日です。ひな祭りは女の子の祭りで、女の子の健やかな成長を願ってお祝いをする日です。桃の花が咲く時期と重なるので「桃の節句」とも呼ばれています。今日は日本のひな祭りを紹介します。(男の子は5月5日にお祝いをします。)
ひな祭りが近づくと、「ひな人形」を飾ります。ひな人形を飾ることは「悪い事を引き受けてくれる」とか「美しく育つ」という意味があるそうです。大きいものは7段もあって、それぞれに意味があり、置く場所も決まっています。7段のものは20万円~100万円もするようですよ😲
最近は家が狭くても置けるように1段だけのシンプルなひな人形もあります。この木のひな人形もインテリアに馴染むのでいいですよね。ちなみに“ひな人形をしまうのが遅いと、結婚が遅くなる”という昔からの言い伝えがあります。本当かどうかはわかりませんが、うちはクリスマスツリーがずっと出ているタイプなので注意です😂
ひな祭りに食べる特別な食べ物もあります。お正月のおせち料理のように、それぞれに意味があるんですよ。
これは「菱餅」です。色はそれぞれ魔除け・健康・子孫繁栄の願いが込められています。色の順番にも意味があります。「緑・白・桃色」は、雪の下から新芽が芽吹き、桃の花が咲いたことを表しています。きれいですね。
これは「ひなあられ」です。菱餅からつくられるお菓子で、「元気に育ちますように」という願いが込められています。関東では甘い味付け、関西ではしょっぱい味付けだそうです。
これは「ちらし寿司」です。下はご飯で、上に長生きを意味するエビなどをのせて作ります。見た目もとても豪華で、お祝いにぴったりですね。
江戸時代には、桃の花びらを入れた「桃花酒」が飲まれていたそうです。春のお祝いは華やかでいいですね。
スーパーでもこの時期はひな祭りの食材がたくさん売られています。私も娘がいるので、ひな祭りの食事を作ってお祝いしたいと思います!
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