*このブログは日本人が普段使う自然な日本語で書かれています。(This article is written in natural Japanese that Japanese people usually use.)
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この話を読んで、あなたはどう思いましたか。意見を言ってみましょう。
日本ではコロナが流行り始めてから、多くの人がマスクを着けていて、今でもそれは変わりません。最近はコロナの制限が緩くなりましたが、スーパーでも道でも、みんなマスクを着けています。そんな中、日本政府がマスクについて「3月13日から屋内でも屋外でも、個人の判断に任せる」と決定しました。海外の様子を見ると、多くの人がもうマスクをしていないようですが、どうして日本ではマスクが続いているのでしょうか。
一つ目の理由は「安心」だと思います。みなさんがマスクを着けるとき、どんな気分になりますか。暑くて、邪魔ですか。それとも安心しますか。日本ではコロナの前から病気のときなどにマスクを着ける習慣がありました。さらにメイクをしないで外に出るときなどもマスクをつけたりしていました。それは化粧をしていないスッピンの顔が恥ずかしいからです。マスクをすれば顔を隠すことができて、不安をコントロールできます。マスクが自分に“安心”をくれるんですね。コロナになってから2年以上マスクをつけているので、それに慣れてしまった人はマスクを取るのがこわいと思うかもしれません。
二つ目の理由は「他人の目」です。日本の文化として「みんながしているから、私もそれをしなければならない」というのがあります。マスクについても同じで、「みんなまだマスクをつけているのに、私だけしなかったら、他の人はどう思うだろう」とか「私がマスクをしなかったら、他の人は迷惑かな」と気にします。誰かに何か文句を言われたわけじゃないですが、そのように心配する人が多いです。他の人の目を気にすることは悪い事ではないと思います。そのおかげで、日本のいいサービスやいい習慣が生まれたとも考えられます。でも“気にしすぎる”とどうでしょうか。
3月には学校で卒業式があり、4月からは新学期が始まります。日本政府は「その場合はマスクの着用を求めないことを基本とする」としました。ですが、電車の中や病院などでは着用したほうがいいとも言っています。3月13日から何か変わるのか、変わらないのか、私も想像ができません。きっと“他の人を見ながら”、ちょっとずつ変わっていくのかなと思っています。
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