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1年を振り返って、あなたの「今年の漢字」を考えてみましょう。
みなさん日本語能力試験(JLPT)はもちろん知っていると思いますが、日本漢字能力検定という漢字の試験を知っていますか。日本漢字能力検定協会という組織が行っている試験です。この協会が、毎年1年の終わりに「今年の漢字」を発表しています。そして最近2022年の「今年の漢字」が発表されました。
「今年の漢字」は漢字の素晴らしさや意義をみんなに伝えるために1995年に始まりました。「今年の漢字」は全国から募集したものを1~20位のランキングにしたものです。毎年12月12日ごろに、京都の清水寺で発表されます。どうして12日かというと、12日は協会が決めた「漢字の日」だからだそうです。毎年「いい字」を少なくとも「一字」は覚えてほしいという願いを込めて、12(いいじ)月12(いちじ)日にしたそうですよ。そして発表の場所ですが、協会が京都にあるのと、海外の方にもよく知られているという理由で、清水寺になったそうです。
20年以上続いている「今年の漢字」ですが、今までいろいろな漢字が1位に選ばれています。去年の漢字は何だと思いますか。ヒントは東京オリンピック・パラリンピックです。正解は「金」です。この東京オリンピック・パラリンピックで、日本は今までで一番多く金メダルを獲得しました。さらにコロナに関係した給付「金」もこの年に配られ、話題になりました。
では一昨年(2020年)の「今年の漢字」は何だと思いますか。ヒントはコロナです。正解は「密」です。コロナが大流行したこの年。政府からは『NO!3「密」(密閉・密集・密接)』という言葉が伝えられました。それで選ばれたんですね。
それでは2022年の「今年の漢字」は何でしょうか。この発表を見てみましょう。
正解は「戦」です。国と国の戦争や、最近ではサッカーの試合の戦いもありました。更に日本では物価高や円安など、生活の中の「戦い」がありました。
私の「今年の漢字」は「始」です。今年、このやさしい日本語ブログを「始」めました。それからInstagramなどのSNSも「始」めて、新しいことにいろいろチャレンジしました。みなさんの1年はどんな1年でしたか。1年を振り返ってみて、あなたの「今年の漢字」をぜひ教えてください。
”自分の”今年の漢字を考えてみよう!
こちらのWebsiteでできます。このワークシートを使ってみてください。
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